EAのプログラミングをはじめて
当初、
私は裁量で使われるロジックを
そのままEAのロジックとして
幾通りもEAを作成しておりました。
しかし、
プロトレーダーが自信を持って
おすすめして頂いたロジックでも
EAにすると
結果はさほどでもなければ
損切りを忠実にやるため
損切り貧乏になり
マイナスになってしまいます。
これはそのプロトレーダが
嘘を言っているとかではなくて
裁量とEAの違いだと思います。
裁量ってそのロジックが全てではなく、
相場の雰囲気を読み取っていたり、
また、プロトレーダも人間ですから
そのプロトレーダが生活の中で
トレードする時間帯っていうものが
決まっていて
そういう部分までEAで
表せないからだと思います。
これを2年ぐらい続けていて
成果もでないのでEAの作成を
諦めようとしていました。
しかし、EAのロジックとして
可能性があることに気づいたのが
下記のグリッド系トレードです。
グリッドトレードとは
トレンドが上昇だろうが
下落だろうがレンジだろうが
そんなことには
お構い無しに等間隔の値幅で
ポジションを取る
手法(ロジック)です。
ナンピンもこれに含みます。
決済も固定の値幅で決済します。
そして、
個々のポジションについての
損切りは考えません。
長所としては
どんな相場状況でも対応できます。
テクニカルの影響を受けないので
だましとか
一切気にしなくてよい手法です。
短所は
含み損を前提にするロジックである為、
常に含み損を抱える状態であること。
個々のポジションでは損切りしない為、
資金管理ができないと
含み損が肥大し一発退場になる
可能性があります。
そこで、私はこのグリッド系トレードの
長所を生かしながら短所を改善して
耐久性をあげられないかと考えました。
等間隔の値幅で
ポジションを取る手法が
グリッド系トレードでしたが
まず、これを改良します。
下落トレンドが明らかなのに
買いポジションを取らなくてよいように
また上昇トレンドがあきらかなのに
売りポジションを取らなくてよいように
トレンドを見極めるロジックを
採用しました。
これにより、買いなら上昇トレンド
売りなら下落トレンドで
ポジションを取ります。
また、損切りをしないかわりに
買いと売りの
両方のポジションを持って
両建てにすることで
耐久性をあげること。
さらに、トレードに不向きな
日や時間帯がわかっているなら
事前に設定してしまう。
さらにさらに
FXの通貨ペアよりも
GOLDがこの手法に適していること。
これら4点で「アルビレオGOLD」の
重要な骨格はできあがりました。
これらそれぞれに
さらに私のオリジナルの考え方を
採用することで品質を上げることに
成功しております。
例えば、そもそも売りと買いでは
ポジションを取りにいく条件が異なり
その条件も常に同じではありません。
相場状況や、
今持っているポジションの
状況により、
買いや売りのポジションを
入り易くしたり入り難くしたり、
ギアチェンジするように
エントリー条件を変えています。
したがいまして、
通常のグリッド系トレードや
ナンピンのEAよりも
耐久性に優れておりますのが
「アルビレオGOLD」
ですのでよろしくお願いします。