こちらでは
私がリアルでやっている
裁量トレードの内、
両建て手法の応用として
FXオプションとFXポジションを
組み合わせた
長期トレード手法について
随時レポートしていきます。
特に、ヘッジの考え方について
着目していきます。
2023年8月11日
現在、ドル円レート144.700です。
現在のFXオプションのポジション
142円のコール売り×1枚
143円のコール売り×1枚
(1枚は10,000通貨のロットサイズ)
ですが、
行使価格を上回っておりますので
合わせて35,130円の含み損です。
しかし、これに対し、
FXロングポジションがヘッジとして
効いておりまして
20,000通貨分で
79,860円の含み益です。
損失無限大のコール売りに対し、
同サイズのロングポジションで
カバーしております。
これをカバードコールといいます。
またさらに
FXオプションのポジション
142円のプット売り×1枚
143円のプット売り×2枚
も保有しておりますが
行使価格から離れていっておりますので
プット売りとして成功していて
合わせて49,520円の含み益状態です。
これら、
FXポジションとFXオプションの
全ポジションを合わせて、
94,250円の含み益になります。
2023年7月6日
2023年6月28日
去年の11月10日に
行使価格131.5円を
プット売りしましたが
本日満期を迎え、
プレミアの24,780円が
利益になりました。
いっぽう
コール売りポジションの二つは、
近々の円安で
行使価格を越えてしまっておりますが
ヘッジである同サイズ同ロット数の
ロングポジションが効いています。
2023年6月24日
6/23が終わって
現在ドル円のレートは
143.7円に対し、
142円と143円のコール売り
ポジションを保有しています。
通常ですと、
コール売りで
行使価格を上回っており、
このまま満期日まで
行けばコール売り失敗。
損失無限大になるパターンです。
しかし、
139.75円と142.98円の
ロングポジションを
保有しておりますので
こちらがヘッジとなり
コール売りを失敗したときの
損失無限大の部分を
相殺します。
したがいまして、
このままドル円が
上昇して満期日になったとしても
コール売りで得たプレミアムは
そのまま利益となります。
このように、
利益限定損失無限大で
危険だから止めなさいと言われる
オプションの売りでも
両建てに似た考え方で
コール売りに対しては
ロングポジション
プット売りに対しては
ショートポジションを
持つことで
安全な使い方ができます。
これらをカバードコール、
カバードプットと呼びます。